病院・施設の調理におけるクックチル利用内容
① 1回あたりに提供する食数の少ないメニューの前調理
例えば治療食や個人対応食を比較的手すきの時間に調理冷却(クックチル)をしておき(計画的ならベスト)、提供直前に再加熱します。
② 行事食など多種類のメニューの調理も数日前から安全に調理可能
食数の少ないメニューや当日時間のかかる煮込み料理などは前日までに調理冷却(クックチル)しておきます。
又、バイキング方式で提供する場合は調理の1単位を10~20人前に設定してホテルパンのままサービステーブルに並べる事により、調理・冷却・再加熱・提供まで、非常に衛生的に適温提供ができ、調理作業の簡素化されます。
③ 朝食調理の時間が短縮されます
朝食メニューの一部を前日に調理冷却しておき、朝は再加熱するだけです。早出の出社時間を遅らせることができます。(食数によっては人員削減も可能)
④ 土、日曜のスタッフ数を少なくできます
平日(例えば水曜から金曜)に週末提供分を調理しておけば土、日曜は再加熱、盛り付けだけとなり、30~40%のスタッフ数を削減できます。
⑤ 食事の安全性が高まります
クックチルの利用を通じて食品の温度及び時間管理(TT管理)が徹底でき、衛生全般に関しての意識が向上し、これまで以上に安全な提供ができるようになります。
新調理に必要な機器のご紹介
スチームコンベクションオーブン
煮る・焼く・蒸す・炒める。ができる多機能加熱調理機です。
扉も狭い厨房に便利な収納ドアを備えているメーカーが多くなってきました。
ガスと電気があり、安定性は電気の方が良いようです。
急速冷却機
種類がたくさんありますが、注意点としては90分以内に3℃まで下げる能力があるか否かです。
活用として、ハードチル・ソフトチルの冷却プログラムを備えていると便利です。
真空パック機
真空調理には真空パック機が必要です。真空度を設定できること、清掃が簡単にできることが必要です。(真空パックの専用袋も必要)
真空調理専用のフィルムに下処理をした食材と調味料を入れ、真空包装機により空気を抜いて熱シールをします。
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